れなのーと

日々の大発見たち produced by れな

職場の土産のチョコに大喜び

正直タイトルに【悲報】とでも付けようか迷ったけど、


たくさんの人が見に来てしまったら恥ずかしいので地味なタイトルにしておいた。




今日、職場の海外出張に行ってた人が帰ってきていて、空きデスクにどっさりチョコを広げて「ご自由にどうぞ」スタイルで配っていたのだが


毎度、他人の土産に目がない私は


朝の10時ごろからチョコを物色しに行っていた。




そこには色とりどりの包装に包まれたチョコが5種類くらい散らばっていた。


種類の豊富なチョコの山に目を奪われ、


一つ一つ手にとって包装に書かれた説明書きを読む。


へぇ、これはミルクチョコレート。ん?こっちもミルクチョコレートだな。ミルクばかりじゃないか。おっ、これはバターとか書いてあるぞ??…


包装に書かれた説明書きから想像を膨らませたものの中身の味を想像しきれなかったため、


今度は人目もはばからず一つ一つ鼻のところに持っていき匂いの嗅ぎ比べを始める、、




「そんなに気になるんだったら全種類どうぞ」




…はっ


気づいたら横のデスクの女性がくすくす笑いながら私を見ている。




「えっ………!?!?そんな…そんなの、アリなんですか!?」


「いいですよ。どうぞ。そんなに迷うぐらいなら食べ比べしてください。笑」


「えーっ…いいんですか?でも…いや、じゃあ、お言葉に甘えて全種類…!ありがとうございます!!」


感動のあまり目が潤んでいるのを自覚しながら全種類のチョコを一つずつ拾い上げる。手に山盛りのチョコである。


「いいのよ。〇〇さんにちゃんとお礼を言ってね」


「はいっ!」




「〇〇さん…!チョコ、ごちそうになります!」


「いいよ。じゃあ、喜んでくれたから、これも…」


自分用にとっておいたであろう、少し値の張りそうなチョコまで一つ分けてくれる〇〇さん


「やったぁーーーーっ!!ありがとうございますっ!!」


興奮気味に自席に戻る私…


後ろから「くすくす…子供みたい」とか笑っている声が聞こえる。




自分ってかなり痛い29歳だなと自覚して胸が軋んだがやはりチョコの誘惑には勝てず、


仕事中、匂いなども楽しみながら、数時間かけてアメリカ製の激甘チョコ(ピンポン玉大)を6つも平らげたのだった…




だって1日1食しか食べないから、日中お腹がすいて仕方ないんだもの、、


ちなみに空きっ腹に大量の糖分を入れたせいで、血糖値の乱高下があったらしく、このあと夕方めちゃくちゃ眠くなった。




自分の痛さを自覚してしまった事件だったが…人よりたくさんチョコをもらえてラッキーだったから、まぁいいかな…?