れなのーと

日々の大発見たち produced by れな

職場で最近テレワークが導入された。控えめに言って最高。デメリットもあるけど

私が雇われている会社はそれなりの大企業、結構ホワイトである。


最近はテレワーク(在宅勤務)制度が導入された。




前日までに申請が必要なのだが、


前もって申請さえしておけば、その日は会社のPCに家のPCからリモート接続して家で仕事をして良いという制度である。






うちの部署の仕事はソフト開発のプロジェクト管理で、メール、インターネットブラウザ、エクセル、パワーポイントで仕事のほぼ全てがカバーできるような仕事で、


会社でやっても家でやっても変わらないような仕事である。


それに加えて、うちの課はみんな仕事内容は同じだが、


別々の顧客に対して1人か2人ずつメンバーが割り当てられていて、顧客の要望に合わせて仕事のやり方を決めているため、


メンバー間の横のつながりはかなり弱い。


つまり仕事内容としてはテレワークをやることに対する障壁はほぼない。




というわけで、うちの職場では1/3くらいの人たちは時々テレワークを利用している。


ちなみにテレワークは月に4日までしかできないので、どんなに頻繁でも週1ペースが限界。




私も時々やるのだが、タイトルの通り、控えめに言って最高。


内線でかかってくる電話だとか、雑談で話しかけてくる同僚とか、正社員なら誰が押してもいいハンコ(声をかけやすくて雑用を頼みやすい若手女性社員の私のとこに皆持ってくるんだよな…)とか、


そういったものに煩わされず資料作成に没頭できる。


つまり、仕事がバリバリ進む。


それに、往復2時間半の通勤時間が無くなってそのまま自由時間や睡眠時間に使えるので、残業まみれで疲れてるけど炎上中で休めない、なんて時も、休まず働きつつ体だけは少し休めることができる。


あと、休憩も楽に取れる。


いちいちコンビニまで買いに行かなくても、お菓子もジュースも家にあるし、会社だと「休憩中です!」って自席でゲームするのは気がひけるけど、家だったら息抜きに1曲だけ音ゲーやって脳の疲労をリセットなんてこともできる。





ただ、調子に乗って仕事しながらポテチ一袋とか食べると、、つい眠くなって寝落ちもあり得るので気をつけないといけないのだが。


テレワークをやってる人の口から「ぶっちゃけめっちゃサボれるよな」の声を聞いたこともある。いや、単なる冗談だとは思うけど。


私はサボれるほど要領が良くなくて仕事量に溺れてるので、頑張って働いてるけど…たくさんの人がいればサボる人もいるよね。絶対に。




サボりの発生以外で私が感じるデメリットは、コミュニケーション面のこと。


上司への相談など対面で話したい用事があるときにすぐに話せないこと。


内線が使えないのでプライベート用の携帯の電話番号を教えてかけてもらわないと会話ができないこと。


あと、職場の人でテレワークに手を出してない人の中にはやはりテレワーク=サボりと思ってる人もいて、、




この間は同僚(頭がおかしくて有名な人)が上司に変な打ち上げをしたらしい。


曰く、


たまたま別件で委託先を尋ねたら、私の管理下のプロジェクトの委託先メンバーが難しい顔をしていたので、「どうしたんですか」と尋ねると「れなさんのプロジェクトで、うちの会社は悪くないのに無茶な日程で追加開発を委託されて…」と困っていた。


気にしながら職場に戻るとホワイトボードには「れな 在宅」と書かれており、れなさんの勝手な事情で委託先を大変な目に合わせておきながら、れなさんは在宅勤務で家でのんびりしてる!!


…と思ったらしく、上司に言いつけたらしい。


上司は私と委託先との関係は良好なのは知っているし、


朝から色々な用事で色々な相手に十数通のメールを送っているのをCcで見ていて、私が家で真面目に作業してるのは知っているので、


おかしいと思い委託先に電話をかけて確認したところ、「全くそんなことは言ってないですよ」という反応だったらしい、、


つまりその同僚は、私が在宅勤務をしているのが気に入らなくて、何か強烈な勘違いで上司に言いつけたのだ…




やはりテレワークのような新しい取り組みにはついていけない人がいて、変な噂を立てる人がいるということだ。




この件に関しては、私は前にも職場で変なおじさんに絡まれて危ない目にあっているので、


上司が心配して「こんなことがあった。あの人には気をつけて。もし直接絡まれたらすぐに僕に話すように」と言ってくれたおかげで


私は安心して仕事に取り組めており、周りの配慮のおかげで大きなデメリットにはなってないが、


もし周りの理解がなかったらテレワークの自粛も検討しなければならなかっただろう。


これに関しては、テレワーク制度があってもなくても、変な人は変な人、という見方もあるが。


テレワークには変な人をさらに変にする魔力があるのだ。




本社ではテレワークの制度は利用自体は少ないというか、浸透していないようだ。


誰かが空気を読まずに最初に飛びつかないとこういうのは浸透しないと思うが、ブラックな環境で同調圧力が強かったりすると誰も手を出さないのだろう。


本当にうちの職場は恵まれてる。




色々なことを差し引いてもテレワークは本当に素晴らしい制度なのでぜひ浸透してほしいな。


今週末は台風が来そうなので、業務調整で電話や対面会話が必要な仕事は先に片付けてしまい、金曜のテレワークを狙いたいところだ。